双子授乳のポイント 6つ

はじめに

授乳は1日だいたい6〜8回、授乳1回につき約30分かかります。それが二人分となると双子育児の中で一番と言ってもいいくらい大変なことかと思います。私も試行錯誤しながら乗り切ってきました。ここでは私の経験をもとに双子授乳において大切だと感じた6つのポイントについて紹介します。

双子授乳のポイント

基本は同じ時間に授乳する

2人同時の授乳は慌ただしいですが、授乳時間は同じ方が同時に子供の欲求を満たしてあげられること、そして何より2人の生活リズムが合うことがメリットです。最初はうまくいきませんが、徐々に合ってきます。2人まとまって寝てくれるようになり楽になっていきます。

同時泣きに備えて事前に準備

完全母乳なら必要ないかもしれませんが、ミルクの場合は準備や哺乳瓶洗浄や消毒に時間がかかります。人手が多い際や双子が寝ているとき、ご機嫌な際に済ませて置くことが大切です。特に夜間は必須。下記の①②の方法で授乳時のミルク作りの時短していました。
①沸かしたてのお湯でミルクを作り、保冷バックに入れておく。(3時間後には適温に)
②哺乳瓶にミルクの粉を必要分入れておく。保冷の水筒にお湯を入れ、ペットボトルの水を用意。授乳時には水筒のお湯を哺乳瓶に入れてミルクを溶かし、水を入れて適温に調整する。

便利なものはつかう

授乳が少しでも楽になるよう便利グッズの活用大切です。私は授乳枕、ママ代行授乳クッションやウォーターサーバー等を活用しました。以下に詳細を記載してます。

授乳枕

私の場合は混合授乳が主流だったため、U字クッションを2個もっていました。クッション自体は軽くて使いやすかったです。しかし、時々する同時授乳にはクッションが小さすぎて腕に負担がかかっていました。最近は様々な双子の授乳枕が出ています。授乳スタイルに合わせて楽に授乳できるように授乳枕を活用することが必要かと思います。授乳枕、私は綿で作られたU字型のクッションを愛用していました。また妊婦のときに使っていた三日月型の抱き枕を使用していました。

ママ代行ミルク屋さん授乳クッション                  

同時に泣くことも多いため困っていましたが、クッションを使用してみると1人がミルクを飲んでくれてる間にもう1人の対応ができ、授乳が楽になりました。角度の調整が難しいためタオルを挟んだり、ズレてしまった際は哺乳瓶を支えたり、完全にフリーにはいきませんが、少し手が離せることができるため便利だと思います。1つ購入し、新生児より寝返りを始める4〜5ヶ月くらいまで使用していました。

ウォーターサーバー  アクアクララ

ミルクは準備が大変で少しでも楽にならないかと思い、ウォーターサーバーをレンタルすることにしました。かなり便利でした!色々な種類がある中、アクアクララにした理由は、安価なことと子育て割引などのサービスが充実していたからです。里帰り中にお試しを使って、その後も継続しました。チャイルドロックも付いていて上の子が触っても安心でした。離乳食を作るときや飲水にも便利で利用していました。パパは焼酎のお湯割りを楽しんでいました。我が家は5人家族、12Lを2本2週間ごとに宅配してもらっていました。溜まってきたら本数を減らしてもらったり、足りなくなったら足してもらったり、担当者に伝えるだけで気軽に変更できました。月々4000円〜5000円支払っていました。

周囲の人の助けを借りる

育児は自分でなんとかしないとという思いは捨て去りました。双子育児、特に新生児から首すわりまでは便利な育児グッズを駆使したり、どんなにママが頑張ってもどうにもならないことがあります。危ないこともあるので無理をせずに周囲の人のサポートが必要不可欠です。パパや祖父母の家族だけではく、産後のサポートをうまく活用したり、お手伝いしてくれる人を確保しておくことが大切です。私も産後デイサービスに行って、授乳相談や母乳マッサージしてもらったり、産後ヘルパーさんに来てもらって助けてもらっていました。私の住んでいた市町村ではシルバー人材センターからのヘルパー派遣で1時間500円で利用できました。産後のサービスについては市町村によって違いがあります。市役所に問い合わせてみてください。

少々泣いててもおおらかに

1人の赤ちゃんだと泣いたらすぐに抱っこできますが、2人の赤ちゃんだとそうはいきません。人手の多い時はお願いできますが、同時泣きの際、ママ1人では手に負えないことがあります。2人で連鎖して泣くこともあったため、場合によっては1人にはちょっと待ってもらって、1人ずつ落ち着かせる方法をとることもありました。鳴き声に焦ったり、ついイライラしてしまいますが、危なくなければ少々泣いててもおおらかな気持ちが大切だなと常々思っています。

時期ごとに自分に合った授乳スタイルをみつける

授乳時は写真を撮る余裕はなくて、当時の写真はほとんど残っていませんでした。なので、我が家の子供達とレミンちゃんが再現してくれました。

同時母乳 

同時授乳は慣れるまで苦手でした。特に首すわりまでは上手く吸い付いてくれなくて苦戦していました。同時に泣いたときの必殺技に使っていました。

  • 2人共フットボール抱き
    授乳クッションの上に2人の赤ちゃんを抱えるように寝かせて、少し前かがみになり授乳します。首すわり前でもコツをつかめればできました。首を手で支えておくと安心です。

  • 2人共縦抱き
    赤ちゃんを太ももの上に向かい合わせに座らせて授乳します。赤ちゃんの背や後頭部を支え、クッション等で高さを調整すると良いです。首がすわってからの方が授乳しやすかったです。

母乳+ミルク

3時間おきの授乳で母乳とミルクを交代にしていました。私の場合はミルクを飲んだ方がよく眠り、母乳を飲んだ方が先に泣くことが多かったです。

  • 横抱き母乳+片手でミルク
    1人を横抱きで授乳し、もう1人を授乳枕で頭を高くして寝かせて片手でミルクを飲ませていました。私はほとんどがこのスタイルで授乳していました。

  • 1人母乳+1人ミルク
    大人2人の場合。首すわりまでの昼間はこのスタイルが多かったです。

  • 1人横抱き母乳+ミルク自動授乳
    特に夜間に2人共激しく泣いた場合や1人を抱っこで寝かしつけしたい際にママ代行ミルクやさん授乳クッションを使用していました。写真は生後1ヶ月頃です。ネムリラの上に枕をおいて頭を高くして使用しています。

2人ミルク
  • 2人の頭を枕などで高くして同時にミルク
  • 2人でミルク
  • ミルクセルフ飲み
    7〜8ヶ月頃より哺乳瓶が持てるようになり1人で飲めるようになりました。枕で頭を高くセッティングし、見守りしていました。

添い乳

特に夜間、寝ぐずり等の際には1人ずつしていました。赤ちゃんと一緒に向き合って、横向きに寝る。腕枕をし、赤ちゃんの体を引き寄せ、反対側の腕で赤ちゃんの首や後頭部を支えてあげると行いやすいです。

おわりに

今回は双子の授乳についてのポイントを6つにまとめてみました。振り返れば試行錯誤しながら、たくさんの人に支えてもらった授乳期でした。それぞれの家庭に合った授乳スタイルがみつかり、少しでも快適に、そして楽しく授乳時間が作れるといいですね。参考になれば幸いです。

 

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