双子出産 産後経過記録

私は双子を帝王切開手術にて出産し、術後1日目に双子はGCUに入院することになりました。今回は入院中の私の経過と双子の様子についての記録をまとめました。

術後当日

  • ママの様子

当日は酸素をしていました。術後は足に持続的に圧をかけるものを巻き、子宮収縮をよくするためか、腹部をアイスノンで冷やしていました。看護師が頻回に巡回し、姿勢を変えてくれたり、痛みの確認、洗面などを手伝ってくれました。振り返ってみれば産後ハイだったと思います。看護師に弾丸トークしていました。手術後も麻酔がつながれてて、痛みがある際は注入することができました。痛かったら我慢せずに使って良いとのことで私は2〜3回使用したと思います。

  • 双子の様子

双子は3時間おきに病室にやってきて、母乳やミルクをあげました。はじめての授乳はウトウトして乳に気づかず本当に飲んだか分からないくらいでした。

術後1日目

  • ママの様子

飲水が開始。朝食は5分粥、昼は全粥、夕食より米飯を食べました。尿管カテーテルを抜き、ストッキングと足に巻かれていた圧をかける巻物をとりました。ベット上で座って、立っても立ちくらみがないか看護師が一緒に確認してもらいトイレまで歩けました。看護師にタオルで体を拭いてもらい、術着より着替えをしました。母乳のマッサージをしてもらい、授乳方法についての説明がありました。

  • 双子の様子

体調が良ければ2日目の午後より母子同室の予定でしたが、2人とも低体温と低血糖のためGCU入院することになりました。病室よりGCUは距離があったため、赤ちゃんへの面会は車椅子にて看護師が付き添いのもと行きました。温度管理が必要なため保育器に入って、点滴をしていました。そのため、ミルクは保育器の中に手を入れて、ミルクをあげました。

 

術後2日目

  • ママの様子

痛み止めの麻酔をとりました。よく効いていたみたいで痛みが強くなってきました。2日目の夜が痛みの山場でした。7時間おきに頓服で服薬の痛み止めに切り替えました。お腹は痛いですが、GCUまで歩けるようになりました。久しぶりにたくさん歩いたようでまさかの筋肉痛になりました。3時間おきに搾乳して、決まった時間には赤ちゃんに搾乳した母乳を届けました。必死に絞っても初めての搾乳でとれた乳は1ml。経産婦なので母乳も出やすいかと思っていましたが、ゆっくりめのスタートでした。

  • 双子の様子

ミルクは10ml飲めるようになっていました。室温も下がってきました。保育器に手を入れてミルクを飲ませていました。

パパはじめてのミルク
 

術後3日目

  • ママの様子

お腹はキリキリ痛むけれど、久しぶりに熟睡できました。産前より不眠だったのですっきりしました。よく寝れたことも影響してか搾乳は1回で20mlとれました。シャワー浴が開始しました。

  • 双子の様子

高い声で泣くようになり、元気になってきました。保育器から出して母乳をあげられるようになりました。しっかり抱っこできたのはこの日が初めてで嬉しかったです。手順としては、まずはどちらかの赤ちゃんの体重を測り、母乳をあげ、また体重を測る。いくら母乳を飲んだかをチェックして、足りない分を搾乳またはミルクを哺乳瓶であげていました。三時間おきに交代で母乳の練習をしました。にいなは、いい飲みっぷりで15ml〜20ml飲みました。いちなはウトウト寝ていて全く飲めずでした。

体重は生理的体重減少しました。
いちな: 2346g→2247g
にいな: 2258g→2167g

小児科の先生より説明あり、母子一緒の退院は難しいとのこと。少しずつ元気になってるので焦らず、子供達の体調をしっかりみていきましょうと言われました。それに加え、ひたすら手で搾乳していたため、私の手は腱鞘炎になりかけでした。3日目で疲れが出たのか、産婦人科の看護婦さんに泣きながら弱音を吐きました。電動の搾乳機を貸してもらい、その楽なことに感動しました。ネットで自宅用に即購入しました。搾乳のストレスなしです!おすすめです。

術後4日目

  • ママの様子 病院でもお祝い膳があり、気分転換になりました。痛みは軽減し、歩行も楽になりました。
  • 双子の様子 直接母乳はいちな0ml、にいな8mlと少しずつしか飲めませんが、ミルクは2人とも25mlずつ飲めるようになりました。点滴がとれるのもあと少しと言われ一安心でした。

術後5日目

  • ママの様子 痛みも軽減し、悪露も継続していますが経過は順調でした。体重測定がありました。出産直前より7.2kg減っていました。まだまだお腹はぽっこり出ていますが、体はとても軽くなりました。
  • 双子の様子 昼間に会いに行くといつも寝ています。看護師に聞くと、夜中によく泣き、ミルクを飲んでもまだ泣いていたとここと。夜型の双子です。                    双子の体重:いちな2256g、にいな2188g
 

術後6日目 退院

  • ママの様子 医師より内診と傷の確認あり。私の経過は良好なため、先に退院となりました。パパのお迎え。久しぶりに実家に帰り、にいにと会えて幸せでした。
  • 双子の様子 医師より様子の説明ありました。血糖低めでしたが、夕方点滴がとれました。

ママ退院後の様子(双子は7日間入院)

  • ママの様子 産後は病院の電動ベッドが快適でしたが、実家は布団。起きあがるたびに激痛が走りました。産後は1週間ほど双子が入院していたため、母乳を絞って病院まで届けていました。できる限り3時間ごとに搾乳し、フリーザーパックに入れて冷凍していました。
  • 双子の様子 2人とも点滴とれて保育器からでることができるようになりました。二人とも母乳がしっかり飲めるようになりました。また、ママが実家でゆっくり休めているためか母乳がよく出て二人分直接母乳で授乳することができるようになってきました。実際に沐浴をしました。小さいためとても緊張しました。

   双子の体重 (8日目)いちな:2212g、にいな:2252g

ファミリールーム 

ファミリールームではGCU退院前に育児練習ができるように退院後の生活をシミュレーションすることができます。私の場合は双子の退院前日にファミリールームを予約し、朝から夕方まで双子と過ごしました。お泊まりも可能であるとのことでしたが、上の子がいるため日中のみを希望しました。初めて1日を双子と過ごすことにドキドキしましたが、夜型の2人はひたすら寝続け平和な1日でした。

双子退院 (産後13日目)

  • 双子の様子:完全母乳で授乳できるようになりました。双子の体重はいちなが2404g、にいなが2380gと順調に増え、少しふっくらしてきました。体温も血糖も落ち着き、無事に二人そろって退院となりました。

まとめ

産後はお腹の痛みはあるものの、身軽になったことの喜びでいっぱいでした。妊婦中に安静にし過ぎて筋力の低下が著明でした。双子と一緒に退院出来ないと聞いた時はショックでしたが、ゆっくり病院で調子を整えてもらってから安心してお家へ迎えることができました。双子の入院中は私も上の子と久しぶりにゆっくり過ごせたのと、双子育児のための体力を温存できてよかったと思います。産後はばぁばが休暇をとってくれていて、一緒に過ごしてくれていました。1ヶ月検診までは車を運転しないようにとのことで、病院までいつも付き添ってくれていました。家事も上の子の世話も手伝ってくれて、感謝しきれません。

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